前回までのあらすじ:自分でも忘れた。
自分含めて忘れている人のために超簡単に説明すると、ふとマカオカジノ旅行に1人でいく→初日に7万円負ける→自分の直感の逆にすべて掛ける→資産を元に戻す。
とにかく資産を元に戻した。俺はやったのだ。
なんならちょっとプラスかな?ぐらいのところまで戻すことができた。そんでこのマカオブログだけ見ると、お前まじでカジノしかしてなくね?ってなるが、一応二日目に観光もした。
そしてこれがもろさわセンス抜群、マカオタワーの写真。タワーをほぼ真下から撮ることで、タワーの魅力・壮大さ・醍醐味をすべて台無しにできた。それで結局少しプラプラしたのだが、マカオがとにかく暑い…。もう日本の最悪の時期と同じくらいのジメジメ具合。結構最初の段階で(ホテル帰りたい…)となった。てか実際に帰った。
それでなんやかんやで三日目にラストカジノにきた。当初、2兆円くらい勝つ予定だったが、このころは少しだけ心変わりしていて、(もうちょびちょび賭けよう。それで十分じゃないか。だってしょうがないじゃないか。)となっていた。
そして気分転換に別のカジノにいった。
まさに鬼才「もろさわ」の名にふさわしく、ここでは1ベッド150円ぐらいで遊んでいた。もはや小学生が遊びでやる賭け事レベルにまで落ちぶれていた。
しかし俺は楽しかった。なぜなら一度マイナス7万円から元に戻すと、旅行に来た時とまったく変わらないのに常に得した気分だったから(笑)
よし、これでいい。俺は穏やかに日本に帰るんだ…。
しかし…どこからともなく誰かが大騒ぎしていることに気づく。そこに目をやった俺が見たものは
まじ巨大ルーレット。と騒ぐおばっちゃん達。なんだかよくわからないが、とにかくうるさくて演出が派手。なんじゃこりゃ?と気になって、しばらく見て見る。
まあなんてことはない。それぞれ書いてある数字にかけて、そこに入ったらその数字分の倍率で掛け金をもらえる。最高倍率はジャックポットゾーンの45倍。ほう、なかなかだ。
ただ、少し計算してみると正直割りに合わない。カジノのゲームにはそれぞれ控除率というカジノの持っていく割合があり、それがこのゲームは明らかに高いのだ。なので、このゲームはやればやるだけお金がなくなる可能性が高い。
まあ遊びだな。俺はジャックポット二箇所にお金を賭けてみた。
スタート…。
ドゥルドゥルドゥル…
ウィーンウィーン…
めっちゃうるさい。
テテテテテテ…ドン!
あ、はずれた…。
(↑俺)
なにこれ…めちゃくちゃ楽しい。
俺は完全に割りに合わないゲームの虜になってしまった。ちまちま当たっても嬉しくないので、俺はジャックポットにひたすら賭け続けた。一回1500円ずつぐらい。
ここからは以下をエンドレスリピート。
①お金ジャックポットにかける
⬇︎
②当然のように外れる
⬇︎
③楽しくて1人でめっちゃ笑顔になる ->①に戻る
もうかんっぺきにハマってしまった。朝3時近くまでやっていた。そしてついに…ジャックポットには1回も当たらずに資金が尽きかける。さらっと書いているが、この時点でほぼ10万円負けているのだ。
ミスタープラス思考の俺は、この頃には(あ、もうこれ楽しいからお金なくなってもいい。俺は10万円でとんでもない娯楽をしたとしよう)と人として一番ダメな思考に到達していた。
ついにラストベッド…。
ドゥルドゥルドゥル…
ウィーンウィーン…テテテテテテ…ドン!
パパパパーン!!!!!!!!
きたーーーーーーーー!ジャックポット!
これまじフィクションなしで、最後の最後にジャックポットきたのだ。鮮明に覚えている。
ただジャックポットといっても45倍程度なので、これで回収できるわけではない。しかしここからが鬼才たるゆえん。そこからもジャックポットに一点買いを続けたが、すげー頻繁にジャックポットに入る。みるみる資産が膨れていく。
楽しいし、お金手に入るし、なんなんすかこれ?と松木実況ばりの興奮がリターンした。
ただ、おばちゃん達は堅実に3倍あたりを掛けていたので、みるみる機嫌が悪くなっていた。
だがしらん!
そこからさらに2時間ねばる。朝5時で外も明るくなってきた頃、ついに俺の資産はプラス5万円に!!!!!!もうやりきったのでここで終了!!!!!!俺のカジノはここで終了!!!!
目標の2兆円にはやや届かず(目標達成率 0.000000025%)知り合い全員にチマチョゴリを勝手に送る夢は途絶えたが、結果には大満足!!!!だって、俺はほぼタダでマカオカジノ旅行してきたのだから!!!!
うえーいうえーーーーーいいいいい〜〜〜いいいい〜〜〜
(だいぶうざいね)